RC（鉄筋コンクリート造）マンションの電気工事をして来ました。

RC造の電気配線は少し面倒なところがあります。

何でか？

コンクリートに穴を開けてコンセントを埋込にしたり、配線を壁に埋込にしたりするのは困難だからです。下地が石膏ボードが張ってあるところ埋込できます。

この様に界壁と言われる、隣の住居との間仕切は耐火の為コンクリートになっています。

これは完成写真ですが、隣のアンテナ線を分岐したので、本来あるアンテナ線にもアンテナ線を取付たものです。なんでか？アンテナ線のもとをリフォームで壁埋込のコンクリートの壁を斫らなければならないからです。うまくいく保証もないからです。

穴を開けられるところには穴を開け、配線を天井裏で這わしたり、開けられないところは電気配線を露出で持って行き、樹脂のモールで隠します。幸い、エアコンを取り付ける下地はありました。

ただ、エアコンを取り付けるには専用回路が必要な為、既存分電盤には小ブレーカーが無かったので、別で小ブレーカーを設置しました。

ここまでしてエアコンをようやく取付できました。ちなみにアンペアはお客様が東電に手続きをしてくれました。